この記事は以下の2点について記載しています。
- 今年はなぜブログをあまり書かなかったのか
- ブログを書かなくなってからの変化
- 2021年に買ってよかったもの
今年はなぜブログをあまり書かなかったのか
2021年はブログは全然書いてないのにブログについて色々考えた1年だったように思います。何となく年間12回ぐらいの投稿を目標にしていましたが、2021年の投稿回数は3回(11月に1回、12月に2回)でした。減った理由については主に2つあると感じています。
1つ目は2020年12月に引越しをして生活が変わり、なんとなく習慣になっていたものもリセットされたことです。
2つ目は今までの情報発信の方法に疑問を抱くようになったことです。よく言われる表現を借りれば、特にここ数年は「ググれば何でもわかる時代からググっても情報が多すぎて何もわからない時代になった」ことであやふやな理解のまま情報を出していて良いのか考えるようになりました。以前は
- 「ググっても英語情報ばかり出ることを日本語で自分なりにブログにまとめること」
- 「いろんな場所にバラバラに書いてある情報をつなぎ合わせて試したことをブログにまとめること」
に価値がある、とあまり疑いなく信じていました。しかし、
- 「公式のドキュメントを読んでやってみました!」という内容で公式のドキュメントより先に検索でヒットするけれども、公式ドキュメントの手順を部分的にコピペしてあるだけなので最新の方法とは異なる記事
- 「とりあえずsudoつけてコマンド実行したら解決しました」のようにお茶を濁すような方法で解決したことになっている(問題の詳細については言及がなく回避方法だけが記載されている)記事
など、「それっぽいけれども求めているものとは違う」記事に遭遇する機会が増えるにつれて、「自分も検索結果に出てくるわかりにくい情報を増やしているのではないか?」と漠然とした不安を覚え、ブログを書くのにハードルが上がってしまったような感覚がありました。
そんな理由で何となくこのブログとは距離をおいていました。この期間を便宜上「お休み期間」と呼びますが、このお休み期間中は技術そのものから遠ざかっていたわけではなく、仕事で教材を公開したりと情報をまとめたり発信したりすることには別の形で携わっていました。ちなみに個人では
- NotionやScrapbox、Zennのscrapなどにひっそりメモしたり
- すでに公開済みの記事についてTwitterでフィードバックをいただいたり
- 他の人のブログを読んだり
- 誰かに情報をシェアするときにちょうどいい情報がなかったりして、ひっそりとメモしていたZennのscrapやNotionのメモを共有したり
などがありました。ひっそりとメモしていたものを共有することが何度かあった時点で、上がってしまったハードルは杞憂から来るものであったとなんとなく気づいてはいました。気づいて以来もブログを書けなかった理由としては1つの理由として挙げた「習慣がリセットされたこと」によるものだと思います。
ブログを書かなくなったことによるデメリット
はっきりと自覚できる範囲内でブログを書かなくなってからいくつかの変化(書かなくなったことによるデメリット)がありました。
- 以前だったらサクッと書けたはずの分量、内容の文章でも時間がかかる
- ふと何かの拍子に過去に調べたメモを探そうとしたときに、いつのものか思い出せず見つけられるまでに時間がかかる
上記の2つです。前者は単に慣れの問題なような気がします。後者については複数の要因があるかもしれません。以前はブログを見ればなんとなくその頃何をやっていたかを芋づる式に思い出せることが多くありましたが、それがなくなってしまったことが1つ目、そもそもひっそりとメモするレベルなのできちんと調べ切れていないことが2つ目です。
私がブログを書く際の手順としては
- 書く題材と大まかな内容を決める
- 関連する情報を軽く調べてから書く
という手順を踏むことが多いです。そのため、調べたけれども結局話の本筋から逸れるので入れなかった情報などもあったりするのですが、ブログの内容を見れば当時調べていた情報はなんとなく思い出せますし、そのメモは比較的簡単にたどれる状況にあります。しかし、2021年の間に書いたメモはだいたいお休み期間のものなので簡単にしか調べておらず、あとから見ても活用しにくいものが以前よりも数多くあるという状態です。
2022年のブログ
2022年はもっと気軽にブログを書いていこうと思います。理由としては2つあります。
- ブログを書かないデメリットが意外と不便なこと
- 他の人のブログを読んでいて続いているブログは面白いと感じたこと
1については先ほど書いたとおり、ブログを書かないことによる変化が意外と不便だったことです。これはお休み期間があったからこそ気づけたことだと思うので、こうしてブログに書いています。三日坊主にならないようにしたいと思います……
2についてはいろんな人のブログで面白いと感じることがありますが、最近Twitterでやりとりした方の中でいえば@karaage0703さんのブログです。何年にもわたって過去の振り返りが見られるのは面白いと感じました。その点ではこのブログは技術的な話に偏っている(と思う)ので、もう少し普通のブログのような内容も書いていこうと思います。はてなブログは使い分けが難しいのでこのブログに統一でよいかなと考えています。
2021年に買ってよかったもの
2021年は生活の変化もあっていろいろなものを買いました。生活の変化について言及したついでに買って特によかったものをメモしておきます。2020年に買って2021年になってからちゃんと使ったものを含みます。順不同でランキング形式ではありません。
M1 MacBook Air
M1チップ搭載のMacBook Airです。ブログを書いたり、ネットサーフィンをしたり、簡単なDockerfileを編集したり軽い開発にも使ったりしています。
メモリ8GB、ストレージ512GBモデルを選んだのですが上記の用途であればこのスペックで十分です。サブモニタを繋いで、VSCodeを複数開いて、ブラウザも複数開いて、Dockerコンテナを起動して……というような使い方をするのであればメモリ16GBモデルやMacBook Proを検討した方がいいと思います。元々USキーボードを使っていたのにJISキーボードにしたのは失敗だった気もします。
いろんな人が言っていますが、M1のMacBook Airはバッテリがかなり長持ちするのでスマホ感覚で使えて便利です。使う際はバッテリ駆動にし、使い終わったら充電しておくと言う使い方をしています。私の使い方だと週に2〜3回ぐらいしか充電してません。この記事もMacBook Airで書いています。
冷蔵庫(SHARP SJ-AK31F-B)
冷凍庫が125Lあるので冷凍の牛飯のもとなど冷凍食品をたくさんストックできる冷凍庫です。冷凍庫の空間が引き出しで小分けにできるようになっていて使いやすいです。後継がSJ-AK31G-Bのようです。
冷蔵庫はサイズ感や引き出しの形などを丁寧に確認したかったので家電量販店の店頭で買う気満々だったのですが、店員にネット回線との抱き合わせをごり押しされて結局Amazonで買いました。「設置・接続あり/回収品あり」のオプションを付けたらヤマトホームコンビニエンスによる設置と回収でした。どの配送業者になるかは地域によって異なるのかもしれません。
炭酸水メーカー(drinkMate DRM1011)
水以外も対応のモデルの炭酸水メーカーです。フルーツジュースをスパークリングにしたり便利に使えています。
ガスシリンダーを142Lのものにするときはマウントが必要です。これを付けないとボトルへのガス注入前に毎回ガスシリンダーを取り付け直さない限りガスが漏れてました。レビュー見ても「142Lのガスが異常に早くなくなる」とあったので初期不良等ではなさそうです。
Thingiverseにデータ公開しています。
オーブンレンジ(SHARP RE-F18A-B)
オーブン機能付きの電子レンジです。電子レンジは200/500/600/900W出力で切り替えができるので扱いやすいです。まだ数回しか使っていませんがIKEAで売っている冷凍のパンを焼いたり、サイゼリヤで買える冷凍辛みチキンを暖めたり便利に使えています。
iPhone 13 Pro
iPhone 8をずっとメインで使っていたのですがそろそろバッテリーが限界になってきたのでiPhone 13 Proに乗り換えました。
このご時世なので外出先ではマスクをしており、FaceIDが室内限定になってしまうのでは不便です。慣れるまでは数回コンビニでおサイフケータイでの支払いに戸惑うことがありました。あと重いです。
ただしデメリットを十分に上回るメリットがあります。カメラがかなりよいのでミラーレス一眼を使う機会がほとんどなくなりました。かなり寄ることができますし、夜にも強いです。MagSafeで充電できるのが便利です。
デスクトップPC(自作)
白い自作PCを2021年の夏頃組んでいます。別のタイミングで紹介しようと思います。
小型3Dプリンタ(KINGROON KP3S)
1万円台で買える小型の3Dプリンタです。色々調整が必要なので「調整はできればしたくないから綺麗に印刷できるやつが欲しい」と言う人には向かないと思いますが、改造まで含めて楽しめる人にはお勧めだと思います。詳しくは以下の記事に書いています。
温度調節電子ケトル(シロカ SK-D171)
温度調節と保温(魔法瓶ではなく冷えたら暖める方式)ができる電子ケトルです。紅茶やコーヒーをいれようとしてお湯を沸かしている間に別の作業をしていたら5〜10分放置してしまっていたということがよくあります。いままでの電子ケトルでは手動でスイッチを操作して再度温め直す、と言うことを頻繁にしていたのですが、この機種に変えてからはその温め直しの手間がなくなりました。
自転車用スマートロック(CANDYHOUSE SESAMI サイクル)
スマートフォンからロック解除できる自転車用のスマートロックです。基本的に在宅勤務のため自転車に乗る機会は週に1〜2回程度です。今までは自転車の鍵を持たずに外に出てしまい、鍵を取りに戻るというようなことが何度もありましたが、このロックに変えてからはその心配がなくなりました。アンロックはスマートフォンからできますが、ロックは手動です。
コーヒーフィルタ(メリタ アロマジック ナチュラルホワイト)
酸素漂白のペーパーフィルターです。今までコーヒーフィルタについてそこまで気にしていなかったので、1枚あたり2円前後の安い無漂白のものを買っていました。たまたまペーパーフィルターを変えたらコーヒーの香りがよくなり、朝の時間が少しだけ楽しみになったのでコーヒーフィルタもいいのを買うことをおすすめします。ドリッパーに合ったサイズであることも重要みたいなので使っている環境に合わせて選ぶ必要がありそうです。
ちなみにドリッパーはメリタのCF-T 1×2をずっと使っています。
まとめ
2021年を振り返るとブログはあまり書けませんでした。書く頻度が低かった理由と、書けなかったことによって起きた変化についてもまとめました。
ブログを書けなかった理由の1つは生活の変化もあったと思うので、ついでに(?)2021年の間に買ったもので特によかったものを紹介しました。書いてないだけで炊飯器なども買っているのですが「めっちゃよかった」と言う実感がないので省略しています。
2022年はもう少しブログの更新頻度を上げたいなと思っています。2022年もよろしくお願いします。
コメント