秋月電子の通過型フォトインタラプタ、CNZ1023。
簡易的なロータリエンコーダとして使うのには非常に便利です。
保守廃止で在庫限りの商品らしいので仕方ないとは思いますが、それにしてもネット上に情報が少ないです。
公開からかなりの時間(5年ほど)が経過してネット上に情報が増えてきました。しかも、2018年8月現在、秋月電子で販売が継続されています。
このエントリに当時書いた内容があまりに限定的で汎用的な情報ではないので補足します。詳細は以下のエントリに書きました。
ググっても秋月とあとはデータシートぐらいしかヒットしません。
(例外的にCNZ1023でググるとkimniiさんのAtelier Orchard: CNZ1023 (フォトインタラプタ) + Arduinoというエントリにたどり着くことができる。)
秋月のデータシートを読む限り接続方法についてはこれぐらいしか書いてありません。
http://akizukidenshi.com/download/ds/panasonic/CNZ1023(ON1023).pdf
抵抗値をどれぐらいにしたらいいのか、っていうのが意外とわかりにくいです。
Arduinoで使う場合、kimniiさんはLEDに100Ω、フォトトランジスタに3kΩを接続していました。
手元にあった抵抗が75Ωと10kΩだったのでLEDに75Ω、フォトトランジスタに10kΩを接続したところ、単体では問題ないものの、若干プルダウンが強すぎる印象でした。
ほかの回路とともに組み合わせると、フォトトランジスタに赤外線が当たって電流が流れても電圧が低すぎてArduinoがdigitalReadで読み取ってくれない場合もあります……
void counter() { s1 = digitalRead(sensor1); if (s1 == 1) { digitalWrite(led, LOW); chflag = 0; } else { digitalWrite(led, HIGH); if (chflag == 0) { count++; chflag = 1; } } }
さらに、サーボなどと組み合わせて電流が不安定になる回路だと、75Ωの抵抗ではLEDが壊れてしまう場合もあることが判明しました。
いろいろ試して、LEDに100Ωの抵抗を、フォトトランジスタに100kΩの抵抗を接続するとちょうどいい感じになるということがわかりました。
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