USB起動ディスク作成ユーティリティ、Rufusの最新版v3.2が2018年9月11日にリリースされました。
UbuntuやWindowsのUSB起動ディスクを簡単に作成することができます。
Rufus公式サイト : https://rufus.ie
今回も前回[1]USB起動ディスク作成ユーティリティRufus v3.0のローカライゼーションをしました – Memoteki
https://memoteki.net/archives/1619と同様にv3.2のリリースにあたり、ローカライゼーションにコミットしました。
通常の起動ディスクではデータ保存領域が確保されていないため、起動ディスクから起動したOSでソフトウェアをアップデートしたり、新しいソフトウェアをインストールしても次回起動時にそのまま読み込まれることはなく、起動ディスク作成時の状態に戻ってしまいます。
今回のアップデートによって起動ディスクを作成する際に「Persistent領域」「Persistence機能」と呼ばれる機能を選択できるようになりました。
データ保存領域を確保することで起動ディスクから起動したOSで設定ファイルや追加でインストールしたソフトウェアが次回起動時にも利用できるようになります。
この機能、「保存領域」、「Persistent領域」、「Persistence機能」などと呼ばれていますが、「保存領域」だけでは何の保存領域かわかりにくいですし、「Persistent領域」や「Persistence機能」ではなじみがない人が多いのでわかりにくいです。
今回翻訳するにあたり、開発者のPeteさんと相談し、わかりやすさと調べやすさを意識して「保存領域」として表記して補足で「保存領域は「Persistentパーティション」 「Persistence機能」とも言われます。」と表示することにしました。
そのほかのアップデート内容についてはChangeLog.txtをご確認ください。
今回新たに翻訳したところでも、今までに翻訳済みのところでも修正点や改善案がありましたら、お問い合わせフォームやコメント欄からお知らせください。
USB起動ディスクを作成する際にはぜひ1度Rufusを使用してみてください。
コメント
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[…] 今回も前回1)USB起動ディスク作成ユーティリティRufus v3.2のローカライゼーションをしました – Memotekihttps://memoteki.net/archives/1619jQuery("#footnote_plugin_tooltip_1").tooltip({ tip: "#footnote_plugin_tooltip_te […]